スペルを見て発音を推測するための基礎知識1
「スペルと発音が一致しない」というのは英語の難しいところ。同じ発音に複数のスペルが対応することもあれば、逆も真なり。特に厳しいのが母音です。
(子音は一部発音しないものがありますが(nightとか)一致度はかなり高し。スペルはLなのに、発音はRとなるcolonelなどは例外。)
厳しいとはいえ、全く予測がつかない、というものでもなく、多くの場合、「こう書いてあったら普通はこう読む」という「確率統計的にありがちな発音」が存在します。
で、これ、知ってると結構便利なのでご紹介。
まずは、
最後が
母音 + 子音 + e
で終わる単語では、「母音」はアルファベット読みになる
というもの。どういう事かというと、例えば
exciteは最後の3つが
i (母音) t(子音) e
なので、i はアルファベットの歌そのままに「アイ」となり、エキサイト。
一方 exit は最後にeがないので、i は「アイ」にならず、エグジット。
人名のPeteはアルファベット読みの e のままにピート、でもpetはペット。
長い単語でも、最後の3つが 母音+子音+e となっていれば同じです。
enticeはi が 「アイ」でエンタイス
romantic は最後にeがないのでロマンタイスとはならずロマンティック。
おおっ。
とはいえ、100%そうなるわけではありません。たとえば
<例外>
come
の o はアルファベット読みの「オウ」にはならず「カム」。
Judy GilbertのClear Speechによると
a + 子音 + e の a が「エイ」という発音になる確率は95%
e + 子音 + e の e が「イー」という発音になる確率は32%
i + 子音 + e の i が「アイ」という発音になる確率は77%
o + 子音 + e の o が「オウ」という発音になる確率は76%
u + 子音 + e の u が「ユウ」という発音になる確率は94%
だそうです。
ということで、「母音+子音+e」で終わる単語の読み方がわからなかったら、母音はアルファベット読みしておくのがよろしい、というお話でした。
+++ちなみに、Listen-ITの中に、母音の聞き取りテスト、があります。似た様な母音を含む単語を聞き、それに含まれる母音がどちらか当てる、というもの。で、その母音を表現すには、発音記号でなく普通のアルファベットが使われています。
「発音記号でないのが不便!」と言うコメントを複数いただいているのですが、これは直すつもりはありません。
上述の、
「書かれた単語を見て、それがどう発音されるか直観的にわかるようになる」
という目的があるからです。あしからず。(ただし、いずれ発音記号対照表は作るかも。)

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↓ここ間違ってません?
>> exiteは最後の3つが
>> i (母音) x(子音) e
※修正したらこのコメントは消しちゃってくださいね。
投稿情報: 通りすがり | 2010年8 月12日 19:19
しばらくじっと見て間違いに気づきました。直しました。ご指摘Thanksです!
投稿情報: chika | 2010年8 月12日 19:39
本筋ではないですが、エクサイトはexciteですよね。他の例の方が良かったかも。
投稿情報: tat | 2010年8 月14日 19:22
わわわ、そのとおりです。cをたしておきました。ご指摘Thanksです!
投稿情報: chika | 2010年8 月15日 17:55
> 母音 + 子音 + e
> で終わる単語では、「母音」はアルファベット読みになる
take, like, cake, bike, cokeとか(きりがないけど)、子供が最初に使い始める言葉にはこのルールのものが多いですね。
なので、ネイティブの家庭では「ほら、これは"magic E"でしょう~、母音の発音が変わるのよ」とかいって読み書きを教えると聞きました。
rat→rate
bit→bite
sit→site
とかですかね。
こんなのもありました↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Silent_e
投稿情報: みの | 2010年8 月17日 19:18
そう、これって英語圏の人にとっては基本の基本みたいですね。日本の学校でも最近はこういうことをキチンと教えてくれていると良いのですが・・・。私はこの手の「スペルと発音の関連性」を学校で教わったことがありません。たいへん残念です。
theが母音で始まる言葉の前に来ると「ジ」で、子音で始まる言葉の前に来ると「ザ」なんていう、どうでもいいことは繰り返し教わったのに・・(このルール、アメリカ人に言うと「へっ?」と言われること多しです。)
投稿情報: chika | 2010年8 月17日 19:26
そういえば、昔、カナダに留学中、oftenのtを発音する若い人がいるって、マスコミが取り上げたら、イギリスでは発音するというので、カナダでは大論争になってましたね。カナダって微妙な立場だものね(笑い)
eがついて終わる言葉かどうかの問題の根源はフランス語にあるように思います。ご存知のようにフランス語では最後に子音がついている場合は、発音しません。逆にeがついている単語では、eの前の子音と合わせて発音します。英語の場合、eがついてなくとも最後の子音を発音するからこういう混乱がおきたんでしょうかね?
投稿情報: Y | 2011年1 月25日 20:10